看護部長あいさつ

「医療」と「生活」の視点で患者さんの思いに寄り添いながら支援します

 医療を取り巻く環境は大きく変化し医療は、「病院完結型」から「地域完結型」へ転換が推し進められています。そのため看護師には、あらゆる場において専門性の発揮が求められています。さらに新興感染症への対応など、看護師の果たすべき役割は大きいものと考えます。

 当院は地域に密着した急性期病院です。急性期から在宅に至るあらゆる健康段階において、的確な医療・看護の提供ができるよう取り組んでいます。看護部においては、「医療」と「生活」の視点で患者さんの思いに寄り添うことを心がけています。また住み慣れた地域でその人らしく、最期まで安心して暮らすことへの支援として「退院後の電話訪問」「退院前の在宅訪問」「退院後の在宅訪問」などの取り組みを継続しています。

 今年度の、安全で質の高い看護の提供を目標に掲げ、アセスメント能力の向上を目指しています。その教育システムとしてJNAラダーを基盤としたクリニカルラダーを導入し、急性期から在宅療養支援まで幅広い領域で、専門性の高い看護実践を担える看護実践能力と倫理観を育むことを目標に取り組んでいます。

 看護部目標の軸でもある『地域医療を担う病院としての役割発揮と質の高い看護の提供』の実現に向け、頑張っていきたいと思います。

2022年4月

2022年集合写真
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