[ 麻酔科 ]
麻酔科の現在の情報、及び各科からのお知らせをご案内します。
『麻酔科』の概要
麻酔科医の最も重要な使命は、手術中の安全管理にあります。呼吸・循環管理を中心に、水分バランス、体温管理などを通じて全身状態を安定させています。また、手術をしても痛くないということも重要なことで、いろいろな麻酔薬や鎮痛薬を組み合わせて使用し、手術中のみならず、手術後もできるだけ痛みを軽くして、早期離床につながる努力もしています。
尾道市の高齢化率は全国平均を上回っており、当院でも66歳以上で手術を受けられる方が増加しており、心臓病や高血圧、脳卒中、糖尿病などの基礎疾患を有する方の全身麻酔が増えています。このような方の術中、術後の合併症を防ぐことにも注意を払っています。
さらに、このような麻酔の技術を応用して、重症患者の集中治療や救急医療、緩和ケアなどの領域にも麻酔科の活動範囲が広まっており、尾道市医師会との連携も深めながら診療をしています。